ネッサXRベイトキャスティングモデル「B104M+」についてプレビュー|最初からネッサリミテッドシリーズで出してくれよと期待してたけども〇〇

Naosako
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ネッサXRベイトキャスティングモデル!買うのかい?買わないのかい?どっちなんだい!

ということで、すっかりブログもメインチャンネルもサボりがちなわたくしですが、一足先に夏休みをということでそろそろいろいろと更新して行こう(していかないと)と思っています。

本日のネタは、先日公開されたシマノの新製品「ネッサXR」についてのプレビューです。

1月に行われた「2021年SHIMANO ONLINE FISHING SHOW」に引き続き「SHIMANO ONLINE FISHING SHOW 2021 autumn & winter」ということで7月20日から公開されたわけですが、今年で創立業100周年を迎えたシマノさんは相当気合いが入っていますね?

そんなことはどうでもいいので話を戻しますが、皆んなが気になっている「ベイトモデル」については記事の後半に書いていきます。

今回の「ネッサXR」は現行モデルの「ネッサCI4+」をリニューアルしたモデルとのことです。

SHIMANO TV公式チャンネルより出典

先ず、現行モデルの最低価格「39,500円」から今回モデルの最低価格が「42,000円」と、しれっと値上げしてきてるとこはちょっと良心的ではないですね。

長きに渡りそれを愛用してきた「ネッサCI4+」ユーザが買い換えることを見越しているでしょうから、そこで少し回収という下心が…。

どこが変わったのかというと、一番はデザインですね。

もともとわたくしは次のネッサモデルに期待することを「オジン的デザインの刷新」としていましたが、それよりもシックにまとめてきたなというところは好印象です。

見た目でいうところでもう一点いうと、上位機種にて採用されていた「カーボンモノコックグリップ」が採用されています。

この「カーボンモノコックグリップ」、剥き出しにされたカーボンを脇に挟むことでよりよく水中の情報を感度としてキャッチ出来るという謳い文句ですが、これを数年使い続けてきたわたしから言わせてもらえば、脇でキャッチする感度は結構どうでもいいです。

というのも、やはりロッドを持った手とリールを操作している手で必要十分に情報伝達されますから、脇で何かを得ようとするとそこに集中しないと意識的に頭の中に入ってこないというのが正直なところ。

情報伝達方式の選択肢として、あるいは情報伝達量として増えるわけですから、それを踏まえた上で釣りの幅が広がるし楽しみ方も増えるという点では大いにアリですが、特段必要かと問われればどっちでもいいです。

なので「カーボンモノコックグリップってどうなの?」と気になっている方は、デザイン面でアリかナシか決めるくらいでいいと思います。

ちなみにわたしはあまり気にならないですが、「カーボンモノコックグリップ」はもちろん滑りやすいですよ。

でも、EVAとかコルクより汚れにくいというか汚れない。

そして一つ突っ込みどころを上げると、グリップにEVAなりコルクなりを巻く方がコストが掛かるのに値上げ?といったところです。

ブランクスのアップデート部分はというと「スパイラルX」のところを「スパイラルXコア」にしたよという点。

どういうことかと言うと、「ネッサリミテッド」と「ネッサXチューン」に使われている「スパイラルX」の上位にあたる「スパイラルXコア」のブランクスにしましたということです。

しかしながら、それに合わせる構造が今回も「ハイパワーX」のみとなっているため、「スパイラルX」が「スパイラルXコア」になった分強度はUPされているけど現行モデルよりはシャキッとしているけれども全体的にはマイルドな仕上がりになっていると予測できます。

「ネッサXチューン」はこれにプラスして「ナノピッチ」でより強度を増してブランクスを焼き上げ「Gクロスプロテクター」で継ぎ目の強化もされてます。

「ネッサリミテッド」については「マッスルカーボン」が採用され、そもそもブランクスを構成する材料からして違いがあるということです。

さてさて、今回の「ネッサXR」ラインナップはスピニングモデルが現行の6本から5本になりました。

これは番手を見てみれば一目瞭然、「ネッサXチューン」と揃えて整理したなということですが「ネッサCI4+」の「S1002MorMH」ファンは結構いたかもしれませんね。

そして注目すべきはネッサシリーズ初のベイトキャスティングモデル「B104M+」でございます。

わたくしも今期からサーフでベイトロッドを持っていますが、ここ数年の動向を見ているとネッサシリーズにベイトキャスティングモデルが投入されるのは時間の問題かなと思っていた人も多いのではないでしょうか。

スペックを見る限り、サーフのヒラメ釣りで使うルアーは一通り扱えますよといった仕様で、重いルアーあれこれ、軽いルアーあれこれと考えずに済むオールラウンダーなベイトロッドであることは確かです。

しかし、リニューアルされたものの今回の「ネッサXR」、所謂、下位グレードで投入してきたのは予想外でした。

というのも、最上位モデルの「ネッサリミテッド」シリーズの三本継構成はかなり出来が良く、その構造をベイトロッドに落とし込めばなかなかの良き竿が作れるのではないかと、ベイトキャスターなら安易に想像がついたと思います。

ベイトロッドはスピニングロッド以上に竿の部分的な調子の調整が必要な為、よくある二本継構成より三本継構成の方が当然作り易くなります。

なので「ネッサリミテッド」シリーズの三本継構成はそもそもベイトロッドを開発する上で有利です。

また、「ネッサリミテッド」シリーズのスピニングモデルを持ってみると、更にベイトロッドに向いていると思わせる点があります。

一つ目は、三本継構成のそれぞれ「バット」「ベリー」「ティップ」が各部位毎の役割に特化させた特性を既に持ち合わせて作られていること。

繰り返しになりますが「ネッサリミテッド」シリーズのスピニングモデルの三本継のそれぞれは、狙って作ったのかどうかはさておきかなり出来が良いです。

継ぎ合わせた時にそれぞれの部位の特性をこれほどまでに感じ取れるロッドはそう多くはありません。

少ない入力でバットに込めたパワーをベリーがよりスムーズにしなやかにティップへ伝達しルアーを放ちビックリするくらい速やかに竿全体が収束しキャストが決まる半ば「自動的」とさえ思わせてしまうこのキャスタビリティ性能はこの竿だけです。(使えば解ります)

これだけ良く作られているロッドなのに、スピニングリールはキャスト時にラインがグルグルとガイドに干渉しながら放出されているので絶対的にロッド性能を低減させているところが実に勿体無い。

なので、もしこの特性をフルにベイトロッドとして仕立てることが出来れば、今までに無いくらいスムーズ且つオートマティックで爽快なベイトキャスティングが実現出来るはずです。

なかなか想像はつきにくいかもしれませんが、今のところFishmanのロッドがそれを実現させた特性を備えています。

しかし、それよりも物によっては100gも軽く仕立てられるとしたら…。

ちなみにもちろん、魚を掛けた時の曲がりのスムーズさと魚をいなす対応力は顕著で、パワーについてはあまり余るほどです。

「ネッサリミテッド」シリーズのスピニングモデルそれぞれの部位の詳しい特性についてはこちらの記事をご覧ください。

サーフの至福ネッサリミテッドS1010M+を紹介|SHIMANO NESSA LIMITED S1010M+ インプレ

二つ目は、ブランクスがやや太めに作られていること。

細いブランクスになればなるほどそのロッドに設定されたベストキャストポイントは狭まるし見つけ出すのにも少々苦労しますが、「ネッサリミテッド」シリーズは結果的にやや太めに構成されたブランクスの恩恵で、ベストキャストポイントの幅が非常に広い。

なので、ユーザーのキャストフォームによるところが少なく、割とどのようなフォームや入力でもロッド自体が良く反応しキャストをフォローしてくれます。

これはベイトロッドに置き換えると非常に大切なことで、特に重量幅を広くルアーを展開しようとするとこのポイントの乱れによるバックラッシュが必ずつきまといます。

なので、ベストキャストポイントの幅が広く竿自体がキャストをフォローしてくれるような特性はベイトキャスティングの方が恩恵があるわけです。

次のリミテッドシリーズを作る際、間違ってもブランクスを更に細くしパワーと感度を増幅させましたなんてしないでねと願うばかり…。

そして三つ目は、「奇跡のベストバランス」と謳われる限りなく手元に近い重心位置設計です。

スピニングロッドのそれはこの重心設計の恩恵でリーリング時はもちろん、キャスト時には自分の思ってるよりも何割か増しで竿が振り抜けます。

これをベイトロッドに置き換えると、まずパーミング時のホールド感がより手元に近く決まることで操作感がUPしますね。

Fishmanのロッドではそのバランスを出すためにロッドエンドに錘を入れてたります。

そして振り抜きが良くなることの恩恵は、キャスト時に無駄に力まなくて済むのでバックラッシュが減ります。

バックラッシュが発生する原因の多くは、キャスト時に力みによるルアーの放出スピードとスプール回転のミスマッチです。

これがアングラーの少ない入力でロッドが半自動的に反応してルアーをキャストしてくれるとしたら、ベイトキャスティングももっと快適に爽快になると想像がつきますよね。

ということで、「ネッサリミテッド」シリーズでのベイトキャスティングモデル追加にこれだけ期待感を抱いていたわけで、その分今回の「ネッサXR B104M+」は少なくともその片鱗くらいは味わえるのではないかなと、同じネッサシリーズなので期待して良いと思います。

しかし、これからサーフの釣りをベイトロッドで挑みたい方には間違いなくおすすめではあるけれど、ある程度経験を積んだアングラーの方は「ネッサ」というネームバリューだけで買いの竿であるかはちょっと微妙というか絶対次を待った方が良いですね。

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