本記事の内容
こんにちは。
宮城・仙台を拠点に活動している動画クリエイター兼起業家、黒木 直一郎(Naochiro Kuroki/ナオサコ)です。
今日の記事は、stand.fmでの初収録で話した内容を、より深く・読みやすい形でまとめたものです。
「メンタルが落ちたときに何が起きているのか」
「なぜ人は凹むのか」
「そこからどう立ち直るのか」
そんな話をしていきます。
仕事でもプライベートでも、人生うまくいかない瞬間って必ずありますよね。
「なんで自分ってこんなにダメなんだ」
「誰も見てくれない」「味方がいない気がする」
そんなふうに思ってしまうとき。
僕も例外ではなく、つい最近人生で一番と言っていいほど凹む出来事がありました。
この2年半、「絶対ここまで辿り着く」と決めて積み上げてきた仕事がありました。
全身全霊で挑んだ大舞台。
幸せにしたいお客様もいて、一緒に働く仲間もいて、自分の未来にも繋がっていく大切な局面。
そんな、大事すぎるチャンスが“3回連続”で訪れたんです。
でもその3回で、まさかの3回連続でやらかすという現実……。
お客様に迷惑をかけたわけではないけれど、
周りの人には確実に迷惑がかかった。
そして結果として「失敗」という形になってしまった。
自分でもわかるくらい、人生で一番大切にしていたところでミスをしてしまったわけで、
自分に本気でガッカリしました。
上長から叱られ、注意され、自分の未熟さを突きつけられる瞬間でもあった。
「なんでここで…?」
「何のために2年半頑張ってきたんだよ…」
心が折れそうでした。
でも、どれだけ凹んでも、底は底。
どん底に足がついたら、あとは上がるだけなんですよね。
そしてその上がり始める瞬間に、ひとつ大きな気づきがありました。
胸に手を当てて、自分の鼓動や体温、呼吸だけを感じていました。
その時、ふっと思ったんです。
「あれ? 今の自分、何も感じてないぞ…」
「悲しみも、ショックも、焦りも“現象として起きていない”」
そこにあるのは、
胸の温かさ、呼吸のリズム、空間の匂い――ただそれだけ。
つまり、
感情って、全部 “自分の頭が後付けでつけた意味” なんだ。
ということに気づきました。
出来事そのものはただ起きただけ。
「悲しい」「悔しい」「最悪だ」というのは、
全部後から自分の思考が意味づけている。
そしてその意味づけは、自由。
自分で選べる。
そのことに人生で初めて深く気づいた瞬間でした。
この気づきのあと、僕はこう理解しました。
- 過去の捉え方は、自分で変えられる
- 未来のイメージも、自分で選べる
- 「出来事の意味」も、すべて自分が付けている
つまり、
人生は「起きたこと」ではなく「自分の解釈」で形づくられている。
この考えに気づけただけで、僕の心はすっと軽くなりました。
僕がstand.fmでの音声配信を始めたのも、
ただ記録を残すためではありません。
自分の考えを発信することで、
誰かの人生のヒントになったり、
心が軽くなるきっかけになればいいと思ったからです。
そして僕自身も、発信を通して成長していきたい。
今日はその第一回として、この気づきを共有してみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもPodcast・YouTube・ブログで、
心と人生に効く話を届けていきます。
また次の記事でお会いしましょう。
REDHEAD 
