こんにちは。宮城・仙台で「人の心を紡ぐ動画クリエイター/起業家」として活動している 黒木 直一郎(Naoichiro Kuroki/ナオサコ)です。
前回のPodcastでは、「感情は“意味づけ”によって生まれている」という気づきについてお話しました。
今回はその続きとして、じゃあどうすれば毎日ご機嫌な自分でいられるのか?というテーマで話した内容をまとめていきます。
本記事の内容
前回お話しした通り、人間が感じる喜び・悲しみ・寂しさ・怒り、そのすべては「出来事そのもの」ではなく、
これは悲しいことだ
これは嬉しいことだ
これは良くないことだ
と自分の頭が意味づけした結果として生まれます。
だから意味づけは自分で選べる。過去も未来も、解釈次第でいくらでも変わる。この気づきは僕にとって大きな発見でした。
今日の本題はここです。
僕は昔からずっと、
心配性・不安症・凹みやすい・落ち込みやすい性格でした。
ちょっと嫌なことがあると、
「きっと悪い方向へ行く…」
と勝手に想像を膨らませて落ち込む。
その生き方を長年続けてきて、自分に自信がなくなり、行動すら鈍っていく。
逆に、前向きで自信があるときは、本当に無双状態で何をやってもうまくいく。
常にそのポジティブな状態でいたい。
誰だってそう思いますよね。
実は今日、Podcastを撮りながらすごくネガティブになっていました。
・何か話がまとまらない
・声が良くない気がする
・全然喋れていない
・前回より明らかにうまくいってない
・こんな声じゃ誰も聞かないんじゃないか
何度も撮り直し、自分のダメなところばかりが浮かび上がる。
典型的な“欠乏モード”です。
そこで僕はふと気づきました。
ネガティブになる瞬間って、何かが足りていないと錯覚している時だ。
欠けている。
不足している。
羨ましい。
自分はまだ届いていない。
これが「欠乏=ネガティブ」。
欠乏を感じた瞬間、ポジティブな思考は上書きされ、心が沈んでいく。
ここからが今日の核心です。
僕は気づきました。
ネガティブは「欠乏」だから、そのまま「情熱」に変換すればポジティブになれる。
では、さっきのネガティブを情熱に変換してみると?
●今日うまく喋れない
→「いいじゃん、まだ2回目だよ。成長の情熱だ。」
●台本もなく話してる
→「ストレートに想いを伝えたい情熱があるからこそ。」
●声が良くない気がする
→「喋りを磨いていける。成長への情熱だ。」
●滑舌が悪い気がする
→「改善できる余地がある。情熱の余白だ。」
こうやって全部「情熱」に変換していくと、さっきのネガティブはどこかへ消えていく。
むしろ、
「これでいいんだ、今が伸びしろなんだ」
と安心感すら生まれる。
この瞬間、人は一気に前向きな自分に戻れる。
本当に不思議なんですが、こうやって情熱に変換した瞬間、話している声が軽く、明るく、強くなりました。
収録時間を見たら、気づけばもう10分近く喋っている。
やっぱり“情熱モード”だと時間もあっという間です。
人がネガティブになる理由は「欠乏」に意識が向いているから。
足りない → 不安 → 自信がない → 行動できない
このループが続く。
だけど、欠乏をそのまま情熱に変換すればいい。
足りない → 伸びしろ
不安 → 改善の余地
焦り → 成長したい気持ち
ダメ → もっと良くなれるサイン
この変換ができれば、人はどこまでも前向きに生きられる。
そして「自分で自分を立て直す方法」を手に入れる。
今日のPodcastは、その気づきを共有したくて録りました。
聞いてくれた皆さん、読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
また次回の配信・ブログでお会いしましょう。
REDHEAD 